製品紹介
PRODUCTS

太古の地層から現代への贈り物「阿寒の恵」

特殊肥料北海道5260番(北海道農政部食の安全推進局食品政策課)

「阿寒の恵」は特殊肥料・総合ミネラル飼料(A飼料)で、原料は約1200万年前の地殻変動で苔虫類、貝類、海藻類、プランクトンなどが埋没堆積したものです。

学術名でブライオゾーアまたはポリゾーアと呼ばれています。

水稲、麦類、豆類、野菜全般、果樹、牧草、花卉、芝生などすべての作物に適しています。

総合ミネラル飼料として、乳牛、和牛、豚、鶏への給与に最適です。

有機農産物の日本農林規格(JAS)における許容資材であることが確認されています。

成分分析は公的機関にて行っております。安全性も問題ありません。

「阿寒の恵」 採掘高鉱山

粒状:1mmアンダー
総合ミネラル飼料用・芝生用、1袋20㎏入り

粒状:5mmアンダー
作物用・園芸用、1袋20㎏入り

成分表

窒素全量(N) 0.010%
リン酸全量(P2O5) 0.095%
加里全量(K2O) 0.144%
腐植酸 0.09%
カルシウム(石炭)全量(CaO) 36.32%
可溶性カルシム(石炭)(CaO) 35.54%
マグネシウム(苦土)全量(MgO) 0.68%
ケイ酸全量(SiO2) 20.00%
ニッケル(Ni) 23.5mg/kg
水溶性ホウ素(B) 5.0mg/kg未満
pH(水) 9.46

分析機関:北海道立中央農業試験場
中農環保:第1-46号

成分表

ナトリウム(Na) 2.888(mg/g)
鉄(Fe) 17.521(mg/g)
銅(Cu) 4.740(µg/g)
マンガン(Mn) 529.47(µg/g)
亜鉛(Zn) 17.067(µg/g)
クロム(Cr) 5.309(µg/g)
カドミウム(Cd) 0.766(µg/g)
鉛(Pb) 1.079(µg/g)
スズ(Sn) 6.899(µg/g)

分析機関:大阪府立食とみどりの総合技術センター(現:大阪府環境農林水産総合研究所)
大食技第78号

ご要望に応じて「有機JAS適合証明書」を発行いたしますので、お問い合わせください

土壌改良ミネラル資材としての特長

  • 土壌がセメント化しません:「阿寒の恵」の結晶は特殊な炭酸カルシウム結晶(さん石)であり、セメント化作用による土壌の固結を防止
  • 溶解度が貝殻粉の約30倍です:阿寒の恵…40.49㎎/100g水、貝殻粉…1.4㎎/100g
  • 酸性中和能力がゆるやかです:土壌に対し酸度矯正に反応する時間が長く、カルシウム、ケイ酸の含有分が間接的に窒素・リン酸・カリ等の主要養分吸収を促進させる
  • 過剰中和障害が少ない:中和の行き過ぎによる微量要素欠乏を起こさず、逆に多量に使用しても微量要素が増えることで収量は増加する
  • 天然の微量要素を多く含んでいるため、作物のミネラルがUPします:作物にとって重要な微量要素を多様に含んであり、しかも各種成分の溶解吸収率は極めて高い

溶けやすいカルシウム、ケイ酸、その他ミネラルが土壌に浸透し、理想的な土壌をつくります

この特長によって作物は・・・
1.可溶性ケイ酸で倒伏防止になります。 2.根、幹、葉が健全となり病害虫に対し抵抗力がUPします。 3.バランスの良いミネラル相乗効果で作物も増収、より美味しい作物を収穫できます。 4.品質向上も期待できます。

使用者報告事例として

施用の目安(10アール当たり)

作物名 施用量(20kg入り) 施用期
稲・麦類 5~10 元肥=耕起前・全面散布、追肥=穂肥、出肥後、実肥
果樹 10~20 元肥(春)=全面散布、追肥(秋)=満肥又は全面散布
野菜・花卉全般 8~10 播種・定植前=全面散布、追肥=中耕前又は灌水前
飼料作物 8~10 同上 追肥=夏秋期
特殊作物 10~15 同上 追肥=土入・中耕期

同上 追肥=土入・中耕期

1.果樹、果菜類(トマト類、スイカ、メロン、イチゴ等)の糖度が上昇した 2.収穫量がUPした 3.食味向上で、購入してくれるお客様が増えたなど

芝生向けミネラル資材としての特長

施用に関して芝の種類を問いません。(高麗芝、ベント芝、その他芝など)

グリーン、フェアウェイなどの緑色が保てるので、着色剤の使用を減らすことができます。

実績として、11月中旬まで緑色を保つことができたという報告あり。

PH(酸性)調整も兼ねます。

微生物の繁殖を旺盛にし、サッチの分解を促進します。

化成肥料などの施用を減らすことも可能です。

団粒化により、柔らかな土壌になることにより、根の張りがよくなります。

芝生に不可欠な可溶性珪酸と多くの微量要素で、病害虫への抵抗力が上昇します。

芝生の目安 そのまま散布します。1㎡に100gが目安です。エアレーション時のご使用がより効果的です。
使用箇所…ゴルフ場・運動場・公園・球技場など

天然総合ミネラル飼料としての特長

嗜好性が非常に良いです 〈嗜好性試験〉~約半年間、毎朝100g給与

牛個体番号 05077 65764 04113 67463 29159 99693 38325 全頭数
ポイント 4.7 4.9 5.0 1.1 0.3 1.6 2.1 2.8

※牛個体の嗜好性ポイント(1日・10分間で、どのくらい食べたかを0~5ポイントで表した。)
0:関心なし、1:関心は示すが、口を少しつける程度、2:全体の1/3食べる、3:全体の半分食べる、4:全体の2/3食べる、5:完食する

体内へミネラルが吸収されやすいです 〈血液生化学試験〉~添加剤の給与が泌乳牛に及ぼす影響~

Ca P BUN Glu TCho TP GOT
50g 100g 50g 100g 50g 100g 50g 100g 50g 100g 50g 100g 50g 100g
阿寒の恵 12.11 12.78 6.97 6.19 7.81 10.31 66.71 68.25 181.71 224.88 7.01 7.01 73.43 84.25
炭酸カルシウム 12.29 12.15 5.15 5.40 7.82 9.09 64.56 61.33 175.00 183.17 6.93 7.02 106.00 77.33

Ca:カルシウム、P:リン、BUN:血中尿酸窒素(たんぱく源)、Glu:グルコース、TCho:総コレステロール、TP:総たんぱく質、GOT:肝臓中の酵素

全くの無害です

乳牛への給与試験を行ったが、無害なので産乳能力・乳質へ及ぼす悪影響はなく、乳質・乳量の向上に有効
特長1.2.3の分析機関:大阪府立食とみどりの総合技術センター(現:大阪府環境農林水産総合研究所) 大食技第78号

この特長によって家畜は・・・
カルシウム・ミネラルの充分な補給で家畜の体力も向上します

使用者報告事例として

養鶏:産卵率が向上した。 元気が良く、羽の艶が良くなった。色鮮やかになった。 卵殻が固く、卵重が重たくなった。 鶏舎の臭いが改善された
牛:軟便が治まり、元気になった。 夏場に仔牛を生むことができた

給飼の目安(1頭・一羽当たりの1日給飼目安)

育成牛 100g~150g
乳牛・和牛 100g~300g
繁殖牛 150g~300g
成豚・飼育豚 100g~150g
子豚 10g~15g
鶏初生(餌付~30日) 1~2%
中ひな(30日~60日) 2~3%
大ひな(60日~初産) 2~3%
成鶏(大群飼) 4~5%
成鶏(バタリー・ゲージ) 4~5%

※注:鶏給飼に関して給与飼料に「阿寒の恵」を入れる割合(%)を表示

「阿寒の恵」 飼料の各種資料をPDFファイルで閲覧、ダウンロードしていただけます